海なし県の埼玉に、埼玉漁港があるのをご存知ですか…?!

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えっ?!と思われる方がほとんどだと思われますが…ホントに埼玉に埼玉漁港が
あるんですよ!!

埼玉県のおおよそ中央部近くの比企郡川島町というところに、間違いなく埼玉漁港
「そうま水産」がありました。

わたしは食いしんぼうで、特に魚介類には目のない方なので、金もないのに三浦半島や
房総半島、伊豆半島に安くて美味しい店があると聞くと、すぐにでも行きたがる
いわゆるミーハーな後期高齢オヤジなのですが、海なし県の埼玉に埼玉漁港があると
いう情報を得ましたので、早速妻とともにでかけてみました。

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埼玉漁港「そうま水産」

海なし県埼玉に埼玉漁港「そうま水産」とは、うまい屋号を付けたものですよね…!!

まずはこのネーミングに拍手喝采です。

この埼玉漁港「そうま水産」は、店主自らが保冷車に乗って沼津漁港まで週に何度か
仕入れに行っているそうで、そのお蔭で新鮮な魚を安く提供できる…ということの
ようです。

で、今日わたし達が訪れたのは川島本店、この本店の他に「上尾店」「坂戸店」
「東松山店」もあるようです。

わたし達がこの店を訪れるのは初めてですが、この店の近くにある川島農協には何度か
野菜類を買いに来たことがありましたので、まずはこの農産物販売店で買い物を済ま
せてから行くことにしました。

川島農協 正面

農産物を何点か買い物をしながら、面白いというか懐かしいものを見つけたので購入し
てきました。

マクワウリ
マクワウリの中身

年配の方なら写真を見ればすぐに分かると思いますが懐かしいマクワウリです。

イノシシの子供をウリンボウと言いますが、写真のマクワウリはたまたま黄色い皮です
が縞模様があるのが普通で、その縞模様がウリンボウの語源になっています。

家に帰ってから、早速食べてみましたが、メロンほどの甘さはありませんでしたが、
懐かしさでおいしく感じられました…

この他に、妻が五家宝(ごかぼ)を見つけてくれたので、これも購入してきました。

五家宝

五家宝と言っても、埼玉県人以外の方にはほとんど馴染みが無いかもしれません。
わたしも埼玉に来てから初めて知った埼玉独特のお菓子で、雷おこしなどのおこしに
くるまれた「きなこ味のお菓子」で、面白い噛みごたえが特徴で、懐かしく美味しく
いただきました…

買い物が終わったのが午前10時半頃になっていたので、早速埼玉漁港に向かうことに
しました。

いよいよ目的の埼玉漁港に到着!

この日はウィークデイの火曜日でしたので、開店時間の11時に着けば混雑は避けられ
るのでは…と考えて到着しましたが、残念!すでに20人ほどの人が並んでいました。

周りが開けているので、この看板はよく目立ちました。
そうま水産正面入口 手前が駐車場になっています。

9月に入っても暑い日が続いていて、この日も30度を超える暑い日だったので、店の
日影沿いに並んで開店を待ちましたが、その後も続々と人が増え続けていました。

11時を2分ほど過ぎてオープンしました…。たった2分遅れただけのことなので、
なんということもないのですが、わたしの頭の中では「ん?!」という違和感
を感じていました…

わたしは最初に書きましたが、あっちこっち評判の店をめぐった経験から、評判が
広まり有名になると、「あ~あ、みんなこうなっちゃうのか…」といった懸念が頭を
よぎったからです。

いよいよ店内に入ると、従業員がテキパキ客を振り分けて席に案内してくれました。

店内はかなり広く、椅子席だけでなくカウンターや座敷席などもあって、1階2階を
合わせると、かなりの収容能力がありそうです。

席について注文用のボタンを押すと、すぐに従業員の方が来てくれて、注文を聞く
と同時にルールを説明してくれました。

そのルールによると、ご飯と味噌汁、お新香はセルフで、おかわり自由だそうでした。
で、すぐに二人でご飯と味噌汁をよそいに行きましたが、ここも混雑しているので、
並んで慌ただしくよそって自分の席に戻りました。

セルフでよそってきた、ご飯と味噌汁(アラ汁)とお新香。

しばらくするとメイン料理が届きました。

これは、わたしが注文した番長刺し身
こちらは、妻が注文したランチ定食

ご覧の通り、これでどちらも千円です!

かなり豪華に見えますよね…!

テイオーの食レポ

千円でこのボリュウムですし、ご飯もアラ汁もおかわり自由なのですから「量」対
「金額」でいえば、コスパ最高!文句なしにお得です。

けれど、「味、魅力」対「金額」となると少し話が変わって、一言二言いいたくなる
ことがあります…。

まずはおかわり自由のアラ汁ですが、わたしには煮詰まった味噌汁のような塩辛さが
感じられ、一口二口飲んだだけで残してしまいました。
妻も同感で、残していました。

次に本命の刺し身ですが、新鮮さが感じられて良いのですが、写真の通りの量にも
関わらず、それに付随するわさびや生姜の量が少なすぎるのと、わさびの辛味が
抜けていたり、小皿が一つしか付いてこないのでわさびと生姜が混ざってしまうの
で困りました…

それと、ま、値段を考えると仕方がないのかな…とは思うのですが、刺し身の
バリエーションがほしいな~と思いました…

それと、妻の定食についていたアジフライやクリームコロッケも、ただ量を増やす
ためにだけについているのでは…なんて、感じられてしまいました…

まとめ

いろいろ書きましたが、「値段を考えてモノ言えよ!」と言われると一言もないの
ですが、ここへ来るまでの期待が大き過ぎたせいでしょうか、少しがっかりした…
というのが正直な気持ちです。

実は、今回は初めてだったのでランチの安い定食を頼んだのですが、美味しければ
次回は…と思って、メニューを広げてみたのですが、やはりバリエーション不足
否めません。

ちなみに、わたしは魚類も勿論好きなのですが、その他に貝類も甲殻類も大好きです。

例えば、つぶ貝、はまぐり、マテ貝、タイラギ、サザエ、赤貝…、それにイカやタコ、
いくら、うに、えび、かに…等々の魚以外のものが少なすぎるので、豪華そうな盛り合
わせを見ても魅力を感じられないのです。

ですから次回はあれを…という楽しみがありません。

わたし達は、普段家で刺し身を楽しもうというときは、近くの「角上魚類」で刺し身を
購入して食べていますが、この角上魚類には新鮮な魚以外にも貝類、甲殻類もたくさん
あって、家で刺し身を食べるには十分な魅力を備えています。

しかし、たまには外食で…と考えたときに、海なし県の悲しさでそれらしい魅力を
持った店がありませんでした。

そんな折に見つけたのが、この「埼玉漁港 そうま水産」です。

この店は、我が家からなら車でおおよそ小1時間程度で来られる場所なので、これで
わざわざ房総まで行かなくても楽しめそうだ…と考えていただけに、残念…!!です。 

最後の最後に…

ここまでわたしの勝手な感想を述べさせていただきましたが、あくまでもわたしだけの
感想ですので、ぜひご自分の目、舌で確認していただきたいと思います。

なお、営業時間と店の所在地は下記のとおりです。

住所  埼玉県比企郡川島町表433-1
電話  049-297-0276

【営業時間】

平日  11:00~15:30(15:00ラストオーダー)
    17:30~21:00(20:30ラストオーダー)

土、日、祝 11:00~15:30(15:00ラストオーダー)
      17:00~21:00(20:30ラストオーダー)

営業時間は変更になることがあります。

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